男と言う生き物は、男の性を背負った生き物です。
犬が猫を追い回し、猫はネズミを追い回すのには理由はありません。
そうした行動を促す本能と言う回路を組み込まれているからです。
犬には猫を追い回す理由がわかりません。
猫も同様ですね。
男性が女性を求めるのにも理由がありません。
そうした性の傾向を本能的に埋め込まれています。
ただ、人間は理性が備わっているわけです。
だから、犬や猫のように女性を見たらすぐに追い回すことは、基本的にはないわけですね。
でも、男性と女性の関係性はある面では、とても単純ですが、別の面では全く不可解な側面もあります。
理屈ではそうなんだけど、、、
あなたの言うことはもっともなんだけど、、、
そんなことはちゃんとわかっているのよ、、、
よく聞く話ではないでしょうか?
別の言葉で言えば、理性の頭で考えればその通りだけど、気持ちと感情はそうではない。
と言うことですよね。
その結果、どうしてもみんなが考えるような、そのようにすべき行動ができない。
要するに、浮気や不倫は良くないことだとは、ちゃんと頭ではわかっている。
けれどやめられない。
よくある話だといえば、それで終わってしまうのですが。
実はここに、男の性の典型があります。
猫と人間と同じくくりで考えるにもなんですが、男性はそうした性の傾向性を持った生き物です。
しかも、衝動的な行動が多いのです。
だから、妻を愛していないから、浮気をするのでもないのです。
妻を充分に愛していても、こうしたことはあり得るのです。
ただ、衝動的なものに持続性はありません。
違う風が吹けば、どこかにあっという間に消え去ります。
「あ、そんなこともあったね。」
なんてことになるのがおちだと思います。
軽薄この上もないのですが、ときどきそんな猫に変身してしまうのも、悲しい男の習性かも知れません。
そんなときは、猫になる前に少し脅かしを仕掛けましょう。
「今度、猫になったら、離婚だぞ!」
夫はほとんどの場合、そこまでは考えていません。
すぐに猫から人間に戻る筈です。