長年連れ添っていると、夫婦というものは、そこにいるのが当たり前になってしまって、感謝の気持ちや尊敬の気持ちを忘れてしまうことが多くなります。
しかし、男性というものはプライドが高い生き物。
家族を扶養していると言う自負も同時に強く持っています。
そうしたこともあり、妻から感謝されたり、尊敬されたりしないと寂しく、満足できないのです。
日常生活のふとした会話やしぐさに、夫を見下したようなところがあったら、話した妻はそのつもりがなくても、腹を立てたりして、そうした怒りの感情は他の方向にも向かってしまったり、意外なことになったりすることもあります。
いままでは、普通に夕食を食べていたのに、急に味付けに文句を言ったり、メニューに不満を言ったりしてきます。
それは、夫に感謝の気持ちを忘れたり、ときには優しさを忘れて接した結果かも知れません。
夫はときどき、寂しがり屋になることもあります。
そうしたときになお更、男のプライドが邪魔して素直になれないのです。
このごろ、夫の様子が何か変?だと思ったら、自分の行動を思い返してみましょう。そして、感謝の気持ちを持って、夫に接してみたらどうでしょうか。
ちょっとした、気の配り方で気持ちは変わるもの。
おだてたり、ほめたり、例え演技でもいいので、夫に甘えてみたりしてみましょう。
一つのきっかけから、夫の笑顔が戻ってくるかも知れませんよ。